STAFF VOICE
いろんな個性が集まって、技術の未来を支えています。
「学ぶ人の『未来』を預かる重責がやりがいに。」
入社以来約６年、現在はCADのインストラクターとして毎日の講義のほか、週に一度専門学校に出向いて授業を行っています。当社の講義を受けに来られる生徒さんは年齢層も幅広く、経験もさまざまですので、少人数とはいえ集団で行う授業は結構スキルが要求されます。初心者にはひたすら丁寧に、上級の方にはテキスト以外のテクニックなどを示すことで満足度を上げていく工夫が大切ですね。もちろん生徒さんにとっては将来に直結する訓練期間なので、教える側にとっても責任とかプレッシャーのかかる仕事ですが、その分修了時には喜ばれ、感謝されることもありますし、やりがいや充実感が感じられる素敵な仕事だと思っています。
「面白そう！そんな感情が未来を楽しくする原動力に。」
実は僕、ここで訓練生として学んでいた者でして（笑）。その時お世話してもらった就職先で3D-CADと3Dプリンタに出会い、その面白さに魅せられてしまったんですね。個人で3Dプリンタを購入し、「3D-CADを使えばどんなことができるんだろう」という好奇心から作業に没頭していた日々が、今につながっているのかな、と。パーソナルな、自分だけの発想が製品化できるこの技術分野が発展すれば、これからのモノづくりの考え方は大きく変わるはずです。僕自身の経験や興味の方向も含めて「3Dプリンタってこんなに楽しいよ」「3D-CADを使えば、こんなに魅力的なモノが自分の力で生み出せる」という面白さを伝えられたら、との思いで教壇に立っています。
「人の気持ちに寄り添う仕事で見つけた『10年後の私』。」
前職は営業事務職でしたが、AIなどの進出が進む中、「10年後の私」を想像するのが難しくなり、思い切って転職してきました。現在はWordやExcelなどOffice系ソフトの操作と、履歴書や業務経歴書の書き方、また対人コミュニケーション術に関するレクチャーなど、就職支援の講座を担当しています。この会社は先端技術の継承という面で見ても、基本的に人に技術や知識を教える「人づくり」も大きなテーマで、これなら10年後もAIにとって代わられることもなさそうで（笑）。私自身いろんな経験を通して成長途上ではありますが、生徒さんの一生を左右する大切な時期に関わるという、この仕事の大切さを胸に、日々取り組んでいます。